お知らせ

2023/03/10

ドライバーはしっかりと花粉症対策を!

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花粉の季節に入って早一ヵ月、ここ数日はぐっと暖かくなったことで花粉の飛散量が増し、花粉症を抱える人にとっては辛い日が続いていますね。ここに来て急に症状が重くなったという人もいるのではないでしょうか?
 
花粉症患者は今や2人に1人とすら言われていて、日本人にとってはとても身近な疾患です。症状にはくしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・目の充血・涙がとまらないなどがあり、体内に多く花粉が入り込むことで症状が強くでるので、室内では落ち着き、室外でひどくなる傾向にあります。鼻水はサラサラしているのが特徴ですが、アレルギー反応で粘膜がむくみ、鼻水が溜まって副鼻腔炎になることもあるそうです。
 
花粉症の要因となる花粉は人によって様々です。特にアレルギーの人が多く毎年話題になるのがスギ・ヒノキの花粉ですね。春先の2月~梅雨の6月までがピークで、東海・関東・甲信越ではこれらの樹木の森林面積が広く、この時期の風向きの関係もあって、飛散量がとても多いです。他にもブタクサ・ヨモギなどのキク科、道端や庭に雑草としてよく生えるイネ科の植物にアレルギーのある人も多いため、春先だけでなく一年中発症の可能性があります。
 
 
 
花粉症の人が車を運転する時、その諸症状が運転にいろいろな悪影響を及ぼします。
涙やくしゃみは視界を妨げますし、鼻水・鼻づまりや目のかゆみは集中力を低下させて、時には誤操作の原因にもなり得ます。実際に花粉症の症状によるなんらかの動作が原因で対向車線にはみ出し事故になったけケースもあるそうです。中には自動車運転過失致死傷罪の成立も認められた事故もあります。
またその花粉症の症状を緩和するための薬の中には眠気をもよおすものもあり、判断力・認知力の低下を招く恐れもあります。
職業ドライバーへの調査によると、花粉症を持つドライバーの半数以上の人が花粉症の薬の服用で眠気やだるさを感じると回答しており、またその状態のまま仕事に従事している人がほとんどであることがわかりました。
 
 
花粉症に悩まされている人ならすでにいろいろな手を講じているとは思いますが、車の運転をする前にまず自分でできる対策をしっかりしましょう!
 
まずはマスクはもちろん、マスクや肌や髪に直接使用する花粉ガードスプレーやスティックの活用、花粉用メガネ・ゴーグルの着用や洗眼薬や鼻うがい薬の使用で、できる限り体に入る花粉を減らすことです。最近では花粉対策と同時にちょっとおしゃれにもなるグッズが多く販売されていますのでファッションの一部として楽しみながら使うのも良いでしょう。気分転換にもなります。
薬を服用する場合は、上記のような副作用もありますので、市販薬なら薬剤師さんに、受診して処方してもらうならお医者さんによく相談し詳しく聞いて薬を選択しましょう。また体に負担をかけず、体全体の調子とバランスも整えることで症状を抑えるという方法が良ければ漢方薬という選択肢もあります。甜茶や甘茶・甘草などの和漢エキスの入ったのど飴はのどや鼻をすっきりさせると人気のようです。
注射で治療をするという方法もあります。「アレルゲン免疫療法」は長期間の定期的な通院と接種が必要ですがアレルギー疾患の根本的な治療ができるものです(経口摂取のものもあります)。あまりにも花粉の季節がつらいという人は考えても良いかもしれません。
 
 ※これまで毎年受けていたという人もいるかもしれませんが、「ステロイド注射」は一回の接種で2~3か月間症状を抑える高い効果を発揮しますが、重大な副作用の可能性があり現在治療法としては推奨されていません。最近は症状の出はじめの頃から服用することでさらに効果を高められる「抗ヒスタミン薬」などが主流のようです。
 
 
 
花粉の時期は車の中でもできるだけ快適に過ごしたいですよね。
家の中と同じように車においても花粉は「持ち込まない」「外に出す」が基本です。また車にも花粉はダメージを与えるので、どのように対策したらよいのかも見てみましょう。
 
 
《車のボディについた花粉への対策》
 
花粉はペクチンというたんぱく質をだします。これが花粉がついた塗装面やコーティング面に染みのような跡を残し痛める原因です。
基本的には洗車の回数を増やし洗い流す以外に花粉から外装を守る方法はありません。
洗車の仕方としては、まずたっぷりの水または高圧洗浄機でできる限り花粉を流し落とし、その後しっかり泡立てたカーシャンプーで花粉を浮かせ、再度水で一気に流し落とすという手順が有効だそうです。この時期は花粉に黄砂も混じるためいきなりボディを擦る洗い方はかえって車を傷つけるのでNGです。
洗車後に艶出し剤やワックスなどの簡易的なコーティングでよいのでこまめに行うと、花粉が固着しづらく洗車時落ちやすくなるのでオススメです。
 
 
《車内に入り込むまたは入ってしまった花粉への対策》
 
まずは車内に入り込まないよう乗車前に上着を脱いで花粉をしっかり払い落としましょう。荷室などのスペースに段ボール箱やプラスチックBOXを用意してその中に脱いだ上着を入れるようにすると車内に花粉が落ちるのをかなり減らすことができます。
上着もツルツルしたナイロン系のように生地の中に入り込まず花粉を払い落としやすい素材のものを意識して選び着用するようにすると払い落とすだけでも大きな効果が期待できます。
換気は必要ですが、花粉の季節は窓の開閉はできるだけ控えた方が良いでしょう。その点で花粉を入れない対策もエアコン頼みのところが大きいというのが正直なところです。そこで集塵性能に優れ、花粉やPM2.5もキャッチ・ブロックしてくれる高性能フィルターへの交換がかなりオススメです。これをつけていれば外気導入・車内循環どちらにも気兼ねなくすることができます。エアコンのフィルターは2年ほどで真っ黒になってしまうこともあるので、定期的な点検が必要な部分でもあります。毎年この花粉の時期を機に点検してはいかがでしょうか。
 
車内に入ってしまった花粉には空気清浄機の設置がオススメです。今はシガーソケットから電源を取れる自動車用の空気清浄機が販売されています。花粉を吸い込み除去してくれるので車内の花粉量をある程度コントロールすることができます。
こまめな車内清掃も大事です。車内にすでに付着した花粉にはウェットティッシュやウェットクロスを使ってまき上げないようにしつつ拭き取りましょう。生地の繊維の間に入り込んだ花粉は掃除機で吸い取ったり、粘着クリーナーで対応できます。服にスプレーしておくと花粉を付きづらくする製品がありますが、これをあらかじめ花粉の付着しやすいシートや内張りにかけておくのも一つの手です。
 
 
 
たかが花粉症といえど、私たちのような運送業に携わるドライバーさんにとっては死活問題へと繋がる可能性もある軽視できない問題です。「仕方ない」ではなく花粉症を甘く見ず、真剣に対策して日々の業務に支障がないことはもちろん、自分の立場や命も守ることを考えて下さい。
花粉症がなければとても良い季節です。便利なアイテムや治療法を駆使して、ドライブを少しでも快適で楽しいものにしていきましょう!
 
 
 
 
 
 
 
軽貨物運送業は様々な業界からも需要が高まり多様化していて、ライフスタイルに合わせた働き方ができるのも一つの特徴で、今副業としても注目されているお仕事です。
 
 
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